これからはじめる在宅勤務制度

これからはじめる在宅勤務制度の詳細

在宅勤務・テレワークといった言葉が巷で飛び交う中、わが社でも在宅勤務が本格的に導入されました。試行期間を含めるとすでに1年以上が経過しているのですが、色々課題があるようです。旗振り役の人事部門の取組みが特異的に先行し、それに対して違和感を示す周りの部門。「うちの組織は関係ないから」と平気で言うマネジャー。管理部門に所属する立場として思いを巡らせているうち、本屋でたまたまこの本を手に取りました。第6章のいわゆる「在宅勤務あるある」を読んでいるうちに、思わず膝を打ってしまいました。と同時に、わが社がこれから試行錯誤を重ねていくプロセスのまさに緒に就いた段階であることを認識することができました。導入前の検討事項、手順・規程整備の押さえておくべきポイントから、豊富な実例に至るまで、分かりやすくコンパクトにまとめられています。これから在宅勤務の導入を検討する企業、および導入済みであるが運用に改善の余地がある企業の双方において、管理部門・現業部門を問わず、それぞれの立場で様々な気づきが得られる本だと思います。